G・リート・トリプル・プレミアムF(毎月)

「G・リート・トリプル・プレミアムF(毎月)『愛称:トリプル・プレミアム』には気をつけろ!」
ちょっと挑戦的なタイトルですかね。

しかし、この投資信託のファンド情報をよく見てみましょう。
といっても証券会社によって、この運用会社へのリンクがあるか、ないか、差があります。
たとえば、カブドットコム証券はありません。
投信情報をクリックするとモーニングスターへのリンクがあるだけです。

投信会社である<a href="http://www.sbiam.co.jp/index.html">SBIアセット・マネジメント</a>へのリンクはあります。
ただ、トップページへのリンクがあるだけですから、
SBIアセットマネジメントの会社のトップから、このG・リート・トリプル・プレミアムF(毎月)『愛称:トリプル・プレミアム』
を探す必要があります。正直、ストレスです。
こういったところに各社の姿勢というのがみえてきますよね。
SBI証券にいたっては検索窓に入れないとでてきませんが、
<a href="https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=none&dir=info&file=comment/fund_comment_130607.html">こちら</a>から詳細が見れます。

よくみるとかなりのハイリスク商品です。
29.44%程度の収益の内訳としてグローバル・リートからの分配金の
予想配当収入はわずか3.37%です。
残りは、対米ドル比較で高金利通貨を買い、そこからの金利収入。
ただし、米ドルが下落し、キャピタルゲインがでても、そこはカバードコールで収益を放棄。
また、原資産でもある、リートについてもインカムだけをとり、値上がり益は放棄する、というもの。

<img alt="" src="<% pageDepth %>img/sbi3.jpg" />
現在、米国は量的緩和から脱却を目指しています。
もしかしたら為替に関して、ドル高に推移する可能性もあります。
スワップの減少は間違いないと思われます。
また、金利が上がれば、それを即座に賃料に上乗せできなければ、リートからのインカムも減少を
予想するべきでしょう。
当然、こういった市況下では、カバードコールで受け取るオプションのプレミアムも期待できません。
つまり、4つのインカムがまったく同じベクトルを向いているということですね。

そして究極的に恐ろしいのはこのファンド、SBIアセットマネジメントの運用ではありません。
実際は CSグローバル・リート・トリプル・プレミアム・ファンドに運用しており、
「※コメントは、クレディ・スイス・グループからの資料を基にSBIアセットマネジメントにて作成しております。」
と書いてあるくらいです。

もちろん、クレディスイスは信託報酬を受け取っています。
つまり、投資家→SBIアセットマネジメント→CSアセットマネジメントと2重に報酬を払っているわけですね。
これがファンズオブファンズのバカらしいところでもあります。
ちょくせつCSから購入すれば問題はないわけです。CSが個人投資家向けに提供しているかどうかは別にして。
この投資信託は不動産という安定的インカムを想像させる商品名ながらそのほとんどをオプションプレミアムや新興国の通貨とのスワップ金利に依存しており
初心者や高齢者以外は、というより、専門知識を持たない人が投資すべきではないでしょう。

なので、この投信を、「いまが下がっでるから、チャンス?!」と思っいる投資家さんはしっかり再考したほうがよいかもしれませんね。

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