バリュー株投信は低位株投信ではありません。

株価に割安感がある銘柄で運用する「バリュー株投資信託」について、

1月16日の日経新聞が紹介していました。

一部、抜粋しますと、

“バリュー株投信の特徴として、業績や配当金額と比較して割安か判断します。

相場全体の上昇期待が乏しい鏡面では市場平均を上回るリターンを期待しやすい。

~中略~

バリュー株は安定的な値動きをする傾向があるが、相場全体の下降局では運用成績が悪化するリスクを持つ。反対に相場が急上昇する局面では、平均に比べ、上昇率が低くなる可能性があることに注意が必要だ。

とまあ、こんな感じのことが書かれています。

最後の文章を読むと下降局面でも上昇局面でも利益が得られない!?

という意味にしかとれませんよね。

実際のところはポートフォリオの構成銘柄によって大きく異なってきます。

この記事では、DIAM割安日本株ファンド、ひふみ投信、ジャパン・ストラテジック・バリュー、大和住銀日本バリュー株ファンドの4種をとりあげています。そのなかで一番、運用規模が大きいDIAMアセットマネジメントのDIAM割安日本株ファンドについて、詳しく紹介されています。

記事によれば、このDIAM割安日本株ファンドの組み入れ上位銘柄は、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループなどとのこと。“安定成長が見込め予想配当利回りが2~3%と高い銘柄を優先して選ぶ”というのが運用側の方針だそうです。

気をつけたいのが、書店にある低位株、あるいは割安株を対象とした投資信託とはまったく違う、ということ。

確かに、低位株はある日、急に値を上げるということが起こりえます。ですが、バリュー株投信がある日、いきなり急上昇するというのはすこし考えにくいと思います。というのも日経平均のような指数は、業績の安定性よりも成長性をじゅうしている企業がふくまれているからです。そういった企業が買われることで指数全体が急上昇することはよくあります。それに引き換え、安定性重視の企業に偏った投資ということになれば、確かに相場の急反発にはついていけない、ということも十分考えられます。

ただ、バリュー投信のカテゴリーにいれられていますが、ひふみ投資は中小型株に重点投資しています。

そして、昨年のパフォーマンスは22%と日経平均の9%を大きく上回っています。

どれに投資するか、これは重要ですが、正直、結果がでるまでわからないことがほとんどだと思います。

となると、なるべく広く浅く投資したほうがよい、であれば、管理報酬などコストも気をつけたい、といったところにおちつきそうです。

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